コラム

【兵庫】ドローンスクールに通う前に確認を!一等操縦士資格取得の要件や費用

【兵庫・ドローンスクール】一等操縦士資格取得の要件や費用をチェックしよう!

ドローン操縦のスペシャリストを目指すなら、国家資格「一等操縦士資格」の取得が必須です。初心者からプロを目指す方まで幅広いニーズに対応したドローンスクールが多数存在します。

こちらでは、一等操縦士資格取得の要件や費用についてご紹介します。兵庫でドローンスクールを利用しようとお考えの方は、ドローンモンスターにお問い合わせください。

ドローン一等操縦士の国家資格とは

ドローン一等操縦士の国家資格とは

飛行可能レベル

一等操縦士は、二等操縦士よりも上位に位置する資格であり、以下のレベルの飛行が可能です。

  • レベル4飛行:人が立ち入ることのできる場所(有人地帯)上空での目視外飛行
  • レベル3飛行:人が立ち入ることのできる場所(有人地帯)上空での目視内飛行
  • レベル2飛行:飛行場の敷地内の目視内飛行
  • レベル1飛行:関係者のみ立ち入ることができる場所で、目視内かつ補助者付きでの飛行

資格取得のメリット

一等操縦士の資格を持つことで、以下のメリットを得ることができます。

レベル4飛行が可能

これまで許可を得ることが難しかった、有人地帯上空での目視外飛行が可能になります。

飛行申請・許可の簡略化

一定の条件を満たすことで、国土交通省への飛行申請・許可の一部が省略・免除されます。

操縦技術の証明

国家資格を持つことで、自身の操縦技術を客観的に証明することができます。

就職・転職に有利

ドローン関連の仕事に就いたり、転職を有利に進めたりする際に有利に働きます。

一等操縦士資格取得のための要件

一等操縦士資格取得のための要件

受験資格

ドローン一等操縦士の国家資格を取得するための受験資格には、年齢が16歳以上であることが挙げられます。また、航空法の定めにより、本試験の受験を国土交通省から停止されていないことも条件となっています。

講習の受講

ドローン一等操縦士の資格を取得するためには、国土交通大臣が指定する講習を受講する必要があります。講習では、無人航空機の構造や性能、航空法規、気象、運用方法、緊急時の対応などの知識と技能を習得します。講習を修了すれば、次の学科試験と実技試験を受験できる資格が得られます。

国土交通省が認定した登録講習機関(ドローンスクール)で講習を受ける場合、民間資格を有している場合の「経験者」と、ドローンを飛行させたことがない「初心者」では講習時間が大きく異なります。また、実地について、ドローンスクールで修了試験に合格すると、試験会場において実地試験が免除されます。

学科試験と実地試験

一等操縦士の資格を取得するためには、学科試験と実地試験の両方に合格する必要があります。

学科試験
  • 航空法規、航空理論、気象など幅広い分野からの問題が出題されます。
  • 試験時間は75分、70問の三肢択一式です。
  • 70問中63問以上の正解で合格(正答率9割以上)
実地試験
  • 机上試験(飛行計画の作成)
  • 口述試験(作動前の機体点検、飛行空域及びその周辺の確認、作動点検)
  • 実技試験(高度変化を伴うスクエア飛行、ピルエットホバリング、緊急着陸を伴う8の字飛行)
  • 口述試験(飛行後点検、飛行後の記録)
  • 口述試験(事故及び重大インシデントの説明)

採点方法については、持ち点100点からの減点式となっており、5つの項目が終了時に100点満点中80点以上の持ち点を保持できていたら合格となります。

身体検査

ドローン一等操縦士資格の取得には、国土交通省航空局が定める「身体検査基準」を満たす必要があります。この身体検査基準は、航空従事者が業務に従事するうえで必要な身体的要件を定めたものです。

検査項目は以下のとおりです。

  • 視力:遠視力及び近視力が基準を満たすこと
  • 聴力:一定の聴力を有すること
  • 平衡機能:平衡機能に異常がないこと
  • 精神障害:精神障害がないこと

この身体検査は、指定された医療機関で受けます。検査結果は有効期間が設けられており、一定期間ごとに再検査を受ける必要があります。

身体検査に不合格となった場合は、一定期間内に治療等により回復が見込まれれば再検査を受けることができます。ただし、基準を満たせない場合は資格の取得や継続が認められません。

資格取得に必要な費用

講習費用

ドローン一等操縦士の資格取得には、航空局が指定する講習機関で行われる講習を受講する必要があります。講習費用は、民間資格や国家資格二等を持っていない初学者、民間資格・国家資格二等を持っている経験者で費用は変わります。

  • 初学者の場合:約86~120万円
  • 経験者の場合:約33~45万円

講習費用には、教材費や実技訓練費用などが含まれています。また、宿泊を伴う場合は別途宿泊費がかかります。事前に複数の機関を比較検討し、自分にとって最適なプランを選ぶことをおすすめします。

試験費用

一等操縦士の国家試験を受けるためには、国土交通省航空局が定める手数料が必要となります。

  • 学科試験の手数料:9,900円
  • 実技試験の手数料

<回転翼(マルチローター)>

  • 基本(昼間・目視内・25kg未満):22,200円
  • 限定変更:20,800円

<回転翼(ヘリコプター)>

  • 基本(昼間・目視内・25kg未満):22,600円
  • 限定変更:21,200円

<飛行機>

  • 基本(昼間・目視内・25kg未満):23,800円
  • 限定変更:22,400円

また、合格後に一等操縦士の免許証を交付する際の手数料が3,000円かかります。

※限定変更とは、以下のいずれかの限定を解除するために必要な実地試験であり、「夜間飛行」・「目視外飛行」・「最大離陸重量25kg以上の機体での飛行」のいずれかの飛行を実施する方は各実地試験が必要となります(それぞれの限定を解除するための講習を登録講習機関にて受講・修了した場合は、その内容に応じた実地試験が免除になります)。

  • 昼間飛行の限定(日出から日入までの間のみ飛行させることが可能)
  • 目視内飛行の限定(目で見える範囲でのみ飛行させることが可能)
  • 最大離陸重量25kg未満の機体限定(最大離陸重量25kg未満の機体のみ飛行させることが可能)

ドローンスクール費用の内訳

ドローンスクールの費用は、以下の項目で構成されています。スクールによって費用は変動するため、事前に確認が必要です。

  • 入学料:入学時に必要な費用
  • 教材費:教材やテキストの費用
  • 講習費用:実技講習や座学講習の費用
  • 技能認証費用:技能認証を受けるための費用
  • その他費用:保険料、施設利用料、機体レンタル費用など

ドローンスクールによっては、これらの費用をすべて込みにしたパッケージプランを提供している場合もあります。費用を抑えたい場合は、入学金や教材費が無料のスクールや、機体レンタル費用が含まれているスクールを選ぶとよいでしょう。また、分割払いや奨学金制度を利用できるスクールもあります。

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