コラム
【講習】FPVドローン空撮の魅力と空撮テクニックとは?安全運用と法令遵守
【講習】FPVドローン空撮の魅力について!空撮テクニックと安全運用と法令遵守もご紹介
近年、FPV(First Person View)ドローンの人気が高まっています。FPVドローンとは、ドローンに搭載されたカメラの映像を操縦者が直接ゴーグルで見ながら操縦するドローンのことです。操縦者が仮想的に機体に乗り込み、空中での自由な視点を体験できるのがFPVドローンの最大の魅力です。
こちらでは、そんなFPVドローンを活用した空撮の魅力と空撮テクニック、安全運用と法令遵守についてご紹介します。FPVドローンの講習に参加するなら、ドローンモンスターをご利用ください。
FPVドローン空撮の魅力
自由な視点から空撮が可能
FPVドローン空撮の最大の魅力は、自由な視点から空中映像を撮影できることです。カメラを搭載したドローンを自在に操縦し、従来のカメラでは撮影できない様々な角度から被写体を捉えることができます。
例えば、下記のようなアングルからの撮影が可能です。
- 高所から垂直に見下ろした映像
- 低空から水平に捉えた映像
- 被写体を遠景に収めた映像
- 被写体を接写した映像
さらに、ドローンの機動性を活かすことで、動きのあるダイナミックな映像の撮影も可能となります。人物の追尾撮影や、建物の周りを旋回しながらの撮影など、クリエイティブな表現の幅が広がります。
スリル満点の操縦体験
FPVドローンの操縦体験は、まさにスリル満点です。操縦者はドローンに乗り込んだかのような臨場感を味わえるのが最大の魅力です。
専用のFPVゴーグルをかぶり、ドローンに搭載されたカメラからの映像をリアルタイムで視聴しながら操縦します。まるで自分がドローンに乗り込んだかのような没入感があり、空中を自在に飛び回れる開放感は格別です。
小型軽量のFPVドローンは、機動性に優れています。急旋回やアクロバット飛行など、スリリングな動きを思う存分楽しめます。
また、障害物を回避しながら狭い場所を疾走するレースなども人気があり、ゲーム感覚でドローンを操縦できる面白さがあります。
クリエイティブな映像制作
FPVドローンは自由な視点から空撮が可能なため、これまでにない映像表現が可能です。例えば、
- 狭い場所を自在に飛行しながら撮影
- 被写体に密着したダイナミックな映像
- 高速移動による没入感のある映像
などが挙げられます。FPVドローンを活用した映像制作では、撮影の自由度が格段に高まるため、クリエイティブな発想が重要視されます。
空撮テクニックの習得
カメラアングルの活用
FPVドローン空撮では、自由な視点から被写体を捉えられることが大きな魅力の一つです。カメラアングルを上手に活用することで、より印象的な映像を残すことができます。
例えば、
- ハイアングル(高い位置から撮影)→被写体を小さく捉え、大景を印象付ける
- ローアングル(低い位置から撮影)→被写体に存在感や力強さを与える
- 目線アングル(人物の視線の高さから撮影)→臨場感のある映像に
このようにカメラアングルを変えるだけで、同じ被写体でも映像の印象が大きく変わってきます。ドローンの自由な移動を活かし、様々なアングルからの撮影を意識することで、より魅力的な映像作品の制作につながります。
被写体に合わせた機体の操作
FPVドローン空撮では、被写体の種類や動きに合わせて適切な機体操作が求められます。
静止物の空撮であれば、被写体を中心に置いたスムーズな円運動や、被写体の周りを旋回しながら撮影するのがおすすめです。一方で動く被写体を捉える際は、被写体に機体を合わせて同期した飛行が重要になります。
動物や人物、乗り物などの被写体に合わせるには、被写体の動きを予測しながら先回りして撮影するテクニックが有効です。
スポーツ観戦の空撮でも同様に、プレーヤーの動きに合わせて機体を操作することが求められます。試合の展開を読み取り、ベストポジションに機体を誘導することで臨場感あふれる映像が撮れるでしょう。
編集に役立つ撮影手法
映像編集時の利用を意識した撮影手法もあります。例えば、クリップの切り替え時にうまく映像が繋がるよう、あらかじめ同じ被写体を違うアングルで撮影しておくことが有効です。
もう一つの手法は、オーバーラップ編集を意識して撮影することです。これは、同じ被写体を異なるアングルで撮影し、編集時にそれらの映像をクロスフェードさせることで、ダイナミックな映像表現を実現できます。
このように、編集の効果を意識しながら撮影を行うことで、より魅力的な映像制作が可能になります。
安全運用と法令遵守
飛行エリアのルール
FPVドローンによる空撮を安全に行うためには、飛行エリアのルールを遵守することが重要です。国土交通省が定めた以下のようなルールがあります。
- 「飛行禁止エリア」及び「禁止飛行行為」での飛行には、管轄する省庁へ飛行申請を行い、飛行の許可や承認を得る必要がある
- 屋外でゴーグルを使用するFPV飛行は、航空法における「目視外飛行」に該当するため、国土交通省に飛行許可承認申請が必要
- 飛行させている無人航空機の特性を十分理解した補助者を配置して、飛行ルート下に第三者がいないことを確認しながら飛行させる
このように様々なルールが設けられているため、事前にきちんと確認することが大切です。
プライバシー保護への配慮
FPVドローンで空撮を行う際は、プライバシー保護に細心の注意を払う必要があります。個人の肖像権や住居などの私生活の場に無断で立ち入ることは法的にも問題があります。
そのため、以下の点に十分注意しましょう。
- 第三者が映り込まない撮影に心がける
- 住宅地などでの無断撮影は避ける
- 公共の場所でも不特定多数が映り込まないよう配慮する
プライバシーに関する法令を熟知し、マナーを守ったうえで安全で適切な空撮を心がけることが大切です。
事故防止とリスク管理
事故を未然に防ぐためには、リスク管理が重要です。飛行前には以下の点検を怠らずに実施しましょう。
- バッテリー残量の確認
- プロペラやフレームの損傷確認
- GPSの感度チェック
- 風速計での最新風速測定
万が一事故が起きてしまった場合は、次の手順で対応します。
- 1.負傷者がいれば救護を最優先
- 2.バッテリーを機体から外して火災に備える
- 3.関係各所(警察、消防、航空局など)への連絡
- 4.事故届の提出と、必要であれば国土交通省への連絡
ドローン保険にも必ず加入し、事故に備えましょう。
ドローンスクール「ドローンモンスター」のFPVドローン講習紹介
「ドローンモンスター」のFPVドローン講習は、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて3つのコースをご用意しています。
DJI AVATA2講習
- 対象:DJI AVATA2をこれから購入したい方、基本操作を学びたい方
- 内容:機体の扱い方、操縦訓練、機体登録や飛行申請のサポート
- 特徴:最新機種のDJI AVATA2を使い、プロが直接指導
基本操縦コース
- 対象:マイクロドローンでFPVドローンの基礎を学びたい方
- 内容:マイクロドローンを使ったFPVドローンの操縦練習
- 特徴:GPS機をより上手く操縦したい方や、室内撮影に興味がある方におすすめ
室内空撮コース
- 対象:基本操作をマスターし、室内空撮に挑戦したい方
- 内容:室内空撮に必要な技術や、撮影データの管理方法など
- 特徴:高性能小型カメラを使った本格的な室内空撮を体験できる
あなたにぴったりのコースを見つけて、FPVドローンの世界を楽しんでみましょう!
安全で確実な操縦技術を習得するならドローンモンスターへ
FPVドローンの魅力は、その臨場感あふれる操縦体験にあります。しかし、初めての操縦では不安も多いはず。ドローンモンスターは、FPVドローンの講習を通じて、操縦や空撮の技術を学びたい方々をサポートしております。基礎から丁寧に指導し、実機を使った実践的な練習を通して、確実な操縦技術を身につけることができます。
ドローンモンスターの講習では、実践的なトラブルシューティングやイレギュラーな状況に対処する訓練を行うことで、安全で確かな操縦技術を身につけることができます。事故を未然に防ぐための知識やスキルを重視し、お客様が安心して学ぶことができる環境を提供しております。
さらに、飛行許可や機体登録、各種パーツの購入、業務に関する相談など、幅広いサポートも行っております。初めてのFPVドローン体験やスキルアップをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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